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MTBI(軽度外傷性脳損傷)とは
軽度外傷性脳損傷(以下、MTBIと呼ぶ)は、交通事故や労災事故、高所からの転落、自転車での転倒、スポーツ外傷などにより、頭部が衝撃を受け、脳内の情報伝達を担う神経線維が損傷することにより発症する病気のことを言います。主な症状は、手足の運動障害と知覚障害、排泄障害、脳神経の麻痺、中枢性の重い疼痛障害、高次脳機能障害などの重篤な後遺障害があります。
軽度外傷性脳損傷は、欧米では認められた疾患概念であり、MTBI(Mild Traumatic Brain Injury)と呼ばれています。
代表者の想い
交通事故や労災事故などのため、脳を損傷していても、正しく脳の病気と診断されず、様々な症状、障害に苦しめられる方が多くおられます。ほとんどの方が頚椎捻挫とか鞭打ち症と診断され、経過の長い方では気のせいだと軽視されることもあります。
ところが、綿密な神経診断学と関連する各科の検査により、実際は中枢神経系が損傷していることが判明します。正確な診断がないと、なかなか正当な補償や賠償が伴いません。
そのような、軽度外傷性脳損傷の患者や家族が力を合わせて、交流し、保証や制度の改善を求めて行きたいと思います。
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